祈祷・祈願とは
祈祷・祈願とは、神様や守護霊、守護天使または宇宙に祈ることで願いを叶えようとする術です。信仰心が強いほどパワーを発揮する場合が多く、願う気持ちが純粋なものであればあるほど、よい結果につながると言われています。
祈祷・祈願をするには
本来、祈祷・祈願をするには心身共に清らかな状態を保たなければならないと言われています。これは邪念や邪心を取り除き、純粋な想いを届けることを目的とするためです。そのため、祈祷・祈願の前には口をゆすぎ、水またはシャワーを浴び、身を清めることが大切になります。これは術者に依頼する時も同様で、本来ならば依頼者も同じように身を清める方がよいとされています。
邪心・邪念のある願いは聞き届けられにくい
祈祷・祈願は私たちよりも高次の存在に向かって事態の改善を祈る秘術です。この際、邪心や邪念のある心で願うと、悪意ある存在や因縁を呼び寄せてしまうと言われています。祈りや願いはパワーとなって祈祷・祈願の結果に作用します。悪意や邪念のある状態で行うと、その悪意や邪念が周り巡って本人に立ち返ることになります。しかもその時には術の反動で当初よりも大きな形の邪念となって戻ってくるため、祈祷・祈願は必ず純粋な気持ちで行わなければならないと言われています。
祈祷・祈願でできること
祈祷・祈願でできることは、
- 相手との縁をつなげる
- 相手との縁を切る
- 相手に想いを伝える
- 運気を向上させる
- 場を浄化する
などが一般的です。
しかしこの他にも術者によっては様々なことができますので、依頼をする時に聞いてみるとよいでしょう。
祈祷・祈願でできないこと
悪意でもって運命をねじ曲げること
祈祷・祈願は純粋なエネルギーがあってこそのものです。悪意でもって運命をねじ曲げることはできません。相手の不幸を願うような祈祷・祈願は受けてもらえないと思ってよいでしょう。
神社の祈祷・祈願と占い師や霊能者の祈祷・祈願の違い
祈祷・祈願は、専門の訓練を積んだ占い師または霊能者、あるいは神社やお寺などで受けることができます。神社やお寺の祈祷・祈願は神仏の力を借りたもので、対象の範囲が生活全般における悩みというように幅広いのが特徴です。それぞれの悩みに応じた呪文を唱え、神仏に祈る形で行います。ただ、古来より伝わる神様の力を借りるという性質上、必ずしも現代人の悩みに則した祈祷・祈願ができるとは言えないのが特徴です。これに対して占い師や霊能者が行う祈祷・祈願は、相談者の望みに合わせてより細かくピンポイントに行うのが特徴です。
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