オラクルカードとは
オラクルカードは特別な意味やメッセージが描かれた託宣系のカードです。複数の枚数を展開し、そのコンビネーションで読み解くタロット占いに比べて、オラクルカードは問題に対する質問が簡潔に、そしてやや抽象的に1つのメッセージとして描かれています。タロットカードと比べると1枚のカードが持つ意味合いは少なく、どの意味を取るか迷う必要がありません。得たいと思った答えが分かりやすく得られるカードとして、近年人気が急上昇しています。
カードとしてはドリーン・バーチュー氏のオラクルカードシリーズが有名ですが、国内外から様々なカードが出ています。
オラクルカードの特徴
オラクルカードの第一の特徴は、カード1つ1つにストーリー的なメッセージが割り振られており、質問に対する答えが、物語を読むような感覚で受け取れるということです。一般の人にも扱いやすく、毎日の指針として朝に必ず1枚引くという人も多いです。
多くは、天使や妖精など、私たちを助ける高次の存在、神々などを描いていますが、中には負の側面にフォーカスしたようなカードもあります。
オラクルカードの第二の特徴としてあげられるのは、カードによって向き不向きがはっきりと分かれているという点でしょう。カード占いの中でも有名なタロットカードは、どんなことでも占えるある意味オールマイティなカードです。しかし、素人には判断が難しく簡単に扱えるものではありません。その点、オラクルカードは分野を絞る形で作られているので、その得意分野にフィットする質問であれば、素人であっても簡単に答えを受け取ることができます。ただし、反面、不得意な分野や想定されていない分野の質問にはピンと来ない抽象的な答えでしか伝わりません。予め占いの方向性が決められているカードと言ってもよいでしょう。
占い師が使うオラクルカード占い
最近は占い鑑定にオラクルカードを使う占い師が増えてきました。オラクルカードの占い方は占い師によって様々ですが、一般の人よりも深い読み方をするのが特徴です。中には霊視や託宣をする際のツールとしてオラクルカードを使う人もいます。また、オラクルカードを占いに使うための特別な訓練をし、占い師として活動している人もいます。
オラクルカードは素人にも扱いやすいカードですが、占い師としてオラクルカードを使う人の多くは、素人以上に修練を積んでいる言わばオラクルカードのスペシャリストと言ってもよいでしょう。
コメントを残す