タロット占いとは
タロット占いは神秘的な象徴が描かれた78枚のカードを使い、法則に従って展開することで、過去・現在・未来、その他様々な悩み事を占う占いです。カードには占星術や魔術記号、四大元素の概念、数秘術、色彩心理、ヘブライ語など様々な神秘要素が含まれており、占う側の直感を刺激します。意味や法則に従って読むだけでもある程度の的中率を誇りますが、カードに描かれた神秘的な象徴やカードから伝わるイメージを元にして占うと、更に深い観点から読み解くことができます。
スプレッド
タロットカードにはスプレッドと呼ばれる様々な展開法があり、カードの配置場所によって「過去」「原因」「隠された事柄」「気をつけるべき点」「結果」「アドバイス」など様々な意味合いがあります。占い師は占う時に使うスプレッドを決め、スプレッドの法則に従ってカードを読み解きます。
スプレッドはカードの意味を方向付けるためのもので、多くの場合、神秘的、象徴的なモチーフを原型に作られています。日本では「ケルト十字」「ヘキサグラム」「ホロスコープ・スプレッド」「馬蹄型」「スリーカードスプレッド」「二者択一」が有名です。
タロットカードの流派
現在、タロットカードの流派は無数にあり、今こうしている間にも新しいタロットカードが生み出されています。しかし、大半のタロットカードは有名なカードの流れを汲んでおり、大まかに分けると次の形に分けられます。
古典系タロット
マルセイユ系タロット
ライダー・ウエイト系タロット
トート系タロット
魔女系タロット
現代系タロット
これらのカードはそれぞれカードの読み方や展開法が若干ずつ異なります。しかしながら、どのタロットも未来を見通す道具としての力は変わりなく、どのタロットを選ぶかは占い師の好みであり、相性でもあります。素晴らしいと言われるタロットでも占い師にとって相性が悪ければインスピレーションは得られませんし、逆に雑誌の付録のようなタロットでも、相性がよければインスピレーションが得られます。
タロット占いで分かること
過去・現在・未来、相手の気持ち、原因、結果、アドバイス…。タロットカードは様々な事柄を見通すことができます。ある意味、オールマイティな占術と言ってもよいでしょう。ただし、時期に関してははっきりと読める占い師は少なく、西洋占星術のような星の運行を元にしたもののほうが当たる場合も多いです。
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