色占い

色占いとは

色占いとは、複数の色の中から決まった数の色を選び、選んだ色によって未来や悩み事への対処法、自身の心理状態を読み解いていく占いです。中にはカラーセラピーを元にしているものもありますが、カウンセリング色の強いカラーセラピーと比べて、未来に対する流れやアドバイスに重きを置いているのが色占いの特徴です。

色は世界共通の色彩言語である

色は世界共通の色彩言語だと言われています。例えば白は「純粋」「純白」、赤は「情熱」、緑は「癒し」、金は「豊かさ」「輝き」というように万人が抱く共通のイメージがあります。勿論その他に各国特有の色のイメージもありますが(例えばキリスト教圏内において青は聖母マリアの法衣の色や母なる海への連想から、自由や平和、平等、母性を指す)、多くの場合、大体の色彩イメージは同じです。色占いはその色彩イメージを利用してその人の心理状態や可能性、過去~現在、未来への流れを読み解きます。

色占いと他の占いの違い

色占いと他の占いの違いは、相談者が自分の直感に従って色を選ぶことによって始まる占いだと言うことでしょう。タロットも易もそして生年月日の占いも、相談者が直感に従って何かを選ぶことはありません。カード占いの中には相談者が選んで引くものもありますが、それでもそのカードは裏側になっていてカードの絵柄を見て選ぶことはないでしょう。
色占いでは、相談者が複数の色を見て、その中からピンと来たものを選びます。「現物を見て選んだもので占う占い」という点が、他の占いとは大きく異なります。

色占いと他の占いの関係

過去、識字率が低かった時代の西洋文化において、色は言葉やニュアンスを伝えるツールとして非常に重宝されてきました。その概念は占いにも応用されており、現在ではタロットや数秘術などに色占いとの関連性を見出すことができます。また、オーラ診断やパワーストーンリーディングなどにも色占いが利用されています。

色占いで分かること

色占いはその時に気になる色で選ぶので、相手の気持ちや今後の展開と言ったような相談は不得手です。しかしながら自分を見つめ、今後の対策を練ることを得意とし、現在の状況や未来への展望、本人が気づいていない葛藤、障害となっている問題点などを知ることができます。
また、現代では数秘術と組み合わせることも多く、数秘術で出した数字と色を組み合わせることで、性格や相性、その他様々なものを占うことができます。

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