思念伝達

思念伝達とは

思念伝達とは、離れた場所にいる相手に想いを伝える秘術です。思念伝達は術者の祈祷や祈りによって、相手の心(潜在意識)に言葉や想いを届けます。主にサイキック能力の持ち主が行う術で、テレパシー能力者の中でも送信能力に長けた人が扱う術です。
思念伝達は一般的なテレパシーと異なり、片方側のみが働きかける一方通行な術になります。素人の人には行えませんので、多くの場合は依頼を受けた能力者が対象者に思念を伝達していきます。伝わる言葉や想いは対象者によって異なります。中には対象者の受信能力が弱く、思念伝達が伝わりにくい場合もあります。そういう人にも思念伝達ができるように、思念伝達を行う術者は通常よりも高い送信能力を持っている必要があります。

思念伝達の方法

思念伝達の方法は術者によって異なります。対象者の心に直接語りかけるように伝達する人もいれば、夢に見せるという形で伝達する人もいます。また、対象者のハイヤーセルフや守護霊、守護天使を呼び出して思念を言付けるという人もいます。多くの場合、無意識下に働きかけることになるので、対象者が直接的に「受け取った」と感じることは稀でしょう。しかしながらたとえ無意識下であっても思念伝達をすれば、相手の心に思念や想いが宿り、何らかの変化が生まれるきっかけとなります。その変化のきっかけを植え付けるのが思念伝達です。

思念伝達が届きにくいケース

思念をエネルギーに乗せて届ける思念伝達では、どんなに万全な状態で行っても、届きにくいケースがあります。それは相手が心を閉ざしてしまっている時、または鬱状態の時です。こういった時は相手の受信能力が非常に弱くなっていますので、思念伝達が届きにくいと言われています。

思念伝達をするメリット

思念伝達は無意識下の範囲で相手の心の奥に働きかける術です。例え意識に登らなくても相手の無意識下にはしっかりと残っているので、相手が依頼者のことを考える時間が増えたり、連絡を取ろうとしたりする可能性があります。また、頑なになっている心を溶かして変化のきっかけを作ることも可能です。そのため、膠着状態で事態が打開しない時や相手と連絡が取りにくい時に効果を発揮する技と言ってもよいでしょう。
ただし、あまりにも状況が悪化している場合、相手が完全に心を閉ざしてしまっている場合などは、何度か思念伝達を行わないと相手に届かない場合もあります。

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